社内説明

リスト外依頼を、社内でワンクッション。
自動判断AI「キーパー」の仕組みとメリット

プロコール24+の駆けつけ依頼のうち「対応リストに無い軽作業依頼」だけを社内で一度受け止め、手配か差し戻しかを判断してから流す仕組みを作りました。判断にはAIが案を出し、判断するたびに賢くなります。
本日稼働開始 Lark判断カード+AI判断案 完全自動化へ段階移行中

1. 何が変わったか — 対象は「リスト外」だけ

通常の47症状の依頼は今まで通り。変わるのは「部品交換不要で30分以内の軽作業(リスト記載なし)」が選ばれた依頼だけです。

これまで

依頼フォーム送信
全件そのまま委託先へ通知
対象外の依頼も混ざる
→ 委託先が確認・差し戻し対応
→ 通知1件ごとに委託費用が発生
→ 誤手配なら出動費まで発生

これから(本日稼働)

依頼フォーム送信
リスト外だけ社内で受け止めるLarkに判断カード+AIの判断案
手配する
正しい委託先へ通常通り通知
差し戻す
差し戻しフォームへ自動連携

2. 判断はワンクリック — 触って試せるデモ

Larkに届くカードのイメージです。ボタンを押すと実物と同じように「対応済み」表示に変わります(このデモは押しても何も送信されません)。

プロコール24+ 手配可否判断をお願いいたします
受付番号:20260806-0466-1
管理会社:株式会社コスモスイニシア
対応箇所:室内建具
具体的な症状:浴室扉の下のゴムが劣化して取れかかっている
🤖 キーパー判断案:差し戻し(確信度:高)
理由:過去実績で「室内のゴム劣化」「浴室扉まわり」は部材交換が必要として差し戻しとなっているため。
実物は、押した瞬間に委託先通知/差し戻しフォーム連携が動き、カードがこのようにグレーの「✓対応済み」へ自動更新されます(誰が見ても対応済みと分かり、二重対応も防止)。

3. キーパーAIは「判断するたびに賢くなる」

AIは毎回、2つの実績データをその場で読み込んでから判断案を出します。参考書を持ったまま試験を受けるイメージです。

差戻し専用ルームの全実績過去に対象外とされた事例 約21件
キーパーAIが判断案手配/差し戻し/保留+理由+確信度
人がボタンで最終判断その判断が台帳に自動記録
記録された判断が、次回からAIの参考データに追加される(=使うほど精度が上がる)
実際の判断例(本日):「浴室扉の下のゴムが劣化して取れかかっている」という依頼に対し、キーパーは過去実績「室内のゴム劣化→差し戻し」を根拠に挙げて「差し戻し(確信度:高)」を提案しました。情報が足りない依頼には無理に判断せず「保留」を返します。

4. メリット — なぜ社内ワンクッションが効くのか

単なる自動化ではなく、費用と品質の両方に効きます。

無駄な委託費用を発生させない

委託先への通知は1件ごとにカウントされ、委託費用の計算対象になります。差し戻しになる依頼を最初から流さなければ、そのカウント自体が発生しません。

誤手配による出動費を防ぐ

対象外の依頼が委託先でそのまま手配されると、現地出動してから対象外と判明し、出動費が無駄になります。社内で先に止めることでこの事故を構造的に防ぎます。

委託先の負荷を減らし、関係を良くする

対象外依頼の確認・差し戻し作業という「ノイズ」が委託先ルームから消えます。本来対応すべき依頼に集中してもらえ、応答品質の向上にもつながります。

判断が速く、ブレない、残る

AIの判断案で迷う時間が減り、判断基準は過去実績ベースで平準化。誰がいつどう判断したかは台帳に自動記録され、あとから全件追えます。

リスト改善のデータが勝手に貯まる

「リスト外で何が多いか」「手配できたものは何か」が蓄積されるので、クライアント(プロコール)への対応リスト追加提案にそのまま使えます。先方の要望とも一致しています。

完全クラウドで止まらない

フォーム・台帳・通知・AI判断まで全てクラウド上で完結。誰かのPCに依存せず、将来の完全自動化では24時間その場で判断できます。

5. これからの構想 — 段階的に「完全自動」へ

いきなり全自動にはせず、判断実績を貯めながら安全に移行します。

Phase 1✓ 完了

人が判断・記録が貯まる

Larkカードで人が判断。全判断が台帳に自動記録され、学習データになる。

Phase 2 ─ いまここ

AIが判断案を提示

カードにキーパーの判断案+理由+確信度が付く。最終判断は人。判断のたびにAIが賢くなる。

Phase 3 ─ 構想

高確信は完全自動

判断実績が十分貯まったら、確信度の高いものはキーパーが自動で手配/差し戻しまで実行。迷うものだけ人へ。夜間も即応できる。

さらにその先:この「AIが受けて・判断して・記録して・学ぶ」型は、Chatwork自動応答BOTとも接続済みです。駆けつけ以外の判断業務(取次可否・エスカレ判断など)にも同じ型を横展開できます。

6. 運用のお願い(ソリューション事業部のみなさまへ)

リスト外依頼は、委託先へ自動では飛びません。Larkのカードが手配のトリガーです。
1. カードが届いたら、内容とAIの判断案を確認してどちらかのボタンを押してください(AIの案は参考です。最終判断はみなさまです)。
2. 「差し戻しにする」を押すと差し戻しフォームが自動入力で開くので、送信まで完了させてください。
3. カードがグレーの「✓対応済み」になっていれば対応済みです(二重対応は自動で防止されます)。
4. 土曜日(弊社時間外)は例外で、判断カードを発行せず従来どおり委託先へ自動通知します(Larkにはお知らせだけ届きます)。